国立代々木第2体育館
自由演奏会2008 TOKYOに初参加した。日頃一人で地味に吹いているが今日は多くの人と吹くことができる。吹奏楽をやるのは中学3年ぶりだ。となるとざっと26年ぶり?
会場に着くと開場待つ人たちで行列ができていた。間もなくゲートオープン。受付番号から察するところ1000名くらいの参加者がいるようだ。受付を済ませアルトサックスの席につく。譜面は早いもの順ということだったので人気のありそうな第1パートの譜面をゲット。中学3年ぶりの第1パートだぜ。
第1パート
楽器の用意をしてチューニング(440Hz)済ませ,譜面に目を移して3秒後に衝撃事実発覚。初見の譜面とは言え,どれもこれもムズい。予習の成果ZERO。合同練習までに全譜面制覇なんてとても無理。ハリボテなオヤジのプライドをかけ1分程葛藤したが背伸びをせずにすべて第2パートへの降格を決断した。第2パートは第1パートに比べると程よく育ったオタマジャクシが暴れず腰を据えているので短い練習時間内に少しでも進捗を稼ぐにはこれしか無いと思ったのだ。第2パートの譜面をゲットし,飯を食わず簡単そうな譜面を中心に練習に専念しているとあっという間に合同練習の始まり。
司会者の紹介と挨拶が済み曲に移る。
曽我大介先生
真島俊夫先生
流すのは俺だ
まずはラデッキー行進曲。難しそうだったので練習していなかった。それとなくマウスピースをくわえながら目で譜面を追って覚えようとズルこいてみたもののマーチなので譜面進行早いためか?いやいや俺の力量不足で序盤から譜面の中で迷子になった。どこだ?どこなんだ?今演奏しているところは?周囲に聞き耳を立て取り繕うとするもそれすら難しい状況。1発目はもう何がなんだかわからないままだった。白状すると譜面の中で迷子になるのはこの曲だけではなく幾度となく迷子になった。そんなとき役立ったのが全休符。パート全体が休みなので手がかりになる。次の演奏で追いつく算段だ。ただ全休符が何小節も続くとその中で迷子になってしまうため周囲がマウスピースをくわえるタイミングから出だしを邪推し演奏に加わる。あぁこんなこと中1でやったなぁなどと感慨にふける間もなく時は過ぎる。バンドのための第1組曲はシャコンヌ・インターメッツォ・マーチの3部構成なのだがまさか3部全部はやらねぇだろうと邪推していた。というのは去年のビデオレポートにマーチしかなかったからだ。しかし期待は見事に裏切られ3部すべて演奏だった。いやいやムズイ。進行を目で追えても指が追いつきましぇん。
無理ッ!
自分の体たらくを再認識しても感傷に浸る間はなく練習曲は曽我先生の指揮から真島先生の指揮にバトンタッチ。指揮者がかわっても俺の状況はかわらずとにかく譜面を追いかけることで精一杯。ノリのいい宝島,オーメンズオブラブなのに悲しい。どうにか譜面進行が理解でき運指もリズムにあい自信を持って音をだしたら半音ずれていたということも多々あった。そう途中で転調したのに気付いていなかった。そんなこんなで七転八倒しながら合同練習終了。
少しだけ休憩時間があったが自分の情けなさを取り繕うべく練習に励み本番を向かえる。
本番になって俺は成長した。譜面の中で練習より迷子になりにくくなった。迷子にならないわけではないが理解を深めた自分を指差し確認。そして難しい運指はスルーするズルい自分も指差し確認。それでも自分の力を100%いや120%出して演奏に励んだ。誤算だったのはずっと休憩を取らずに練習していたのが災いして本番の後半になって集中力が切れた。練習のとき吹けていた曲で間違えた。焦って迷子になる。まぁサックスパートは百名くらいいるので俺一人居なくたってOKというか居ない方がOKだったりする事実はあるが,頑張って邪魔^H^H演奏した。周囲の皆様,雑音出してごめんなさい。
演奏を終え吹奏楽の楽しさを何十年ぶりかに味わった。レベルの違いを痛切に感じたが今後に向けて予習復習をすれば少し楽しめるのではないかと思った次第。きっと俺の日々弱りかけている右脳にも左脳にもいつにない程の刺激があったに違いない。老化防止にもなったかも。
提灯イルミネーション
明治神宮前の提灯イルミネーションをチラミして家路についた。
